2006年03月23日

巷説百物語 第2回感読



★小豆洗い(あらすじ)
寺への帰路で豪雨に見まわれ、やむなく途中のあばら屋に逃げ込んだ1人の僧。小屋には白装束の御行、人形遣いの女、そして初老の商人と若い男が居合せていた。雨宿りの余興に始まる「百物語」。一見無関係な怪談話は、意外な符号を伴って僧の心の内で形を成す。小屋の外では「しょり、しょり」と何者かが小豆を磨く音が。やがて僧は、恐るべき怪異と出会う…。



京極堂シリーズと対になっているような作品ぽっかったです。
妖怪怪奇を見立て、闇に消えた出来事を表に曝け出していく所など
特に、似ているかな?って思わされます。

京極夏彦先生の作品を読むきっかけになった作品でもあり
今回読むのが2回目だったりします(笑
文章の読みやすさと短編だという所、京極堂シリーズのように
最後に謎解決の為の長丁場もなく、最初から最後までの物語の
中に少しづつ少しづつ、書き込まれていたりなので、京極先生の
作品を始めて読まれる方にもおすすめです。
posted by まみや at 05:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

魍魎の匣 再読



★あらすじ
箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?

★感想
図書館が約一週間お休みって事で借りて通称弁当箱と言われる京極先生の作品を
読み直してみました。

読み直して思ったのは、この作品に登場するストーリは短編集の様に1個1個作り上げられていて
全部を読み進める事で、一つの作品として終結を迎えるストーリなのですね。
始めてみた時は、そいう風な感じの印象よりも登場人物のキャラ達の心のう中の凄さにそちらに
目が向いていってしまう。

それもまた面白なって思ったんですが、少し離れて全体を見ながら読んでみると・・・
この作品の面白さが更に味わえるのではないでしょうか?

例えば「久保竣公」幼い頃の母親からの虐待 父親からの育児放棄 身体的障害 母親の死
等など色々な経験を受けてある事件を起こしてしまうが、そこに行き着くまでの彼の心情が
京極堂による御筥様の憑き物をした時に回想?的表現で描かれています。
本当は関係が無いのでしょうが、それを見た時に久保が箱に見入られ 隙間を嫌ったのは
満たされかった両親からの愛情を変わりに満たしてくれる物だったのではないのかって思ったん
ですね。

そう思ったのは「ー何故僕を満たしてくれない。−」(一部分のみ抜いてます)って台詞を
見たからでしょうね・・・・ただ、満たされる事を望み、箱の中の少女に憧れ 欲しいと思った
のではないんでしょうかねーって自分的に勝手に思ったりとかねw

一回目はストーリをそのまま受け入れて、2回目は自分なりの解釈などをしてみたりなど
結構楽しく読める方法かもです。

posted by まみや at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月09日

嗤う伊右衛門

嗤う伊右衛門

★あらすじ
小股潜りの又市は、足力按摩の宅悦に、民谷又左衛門の娘、岩の仲人口を頼まれる。娘を手ごめにされた薬種問屋の依頼を受け、御先手組与力の伊東喜兵衛に直談判した際、窮地に立たされた又市らを救ったのが又左衛門だった。不慮の事故で隠居を余儀なくされた又左衛門は、家名断絶の危機にあるというのだ。しかし、疱瘡(ほうそう)を患う岩の顔は崩れ、髪も抜け落ち、腰も曲がるほど醜くなっていた。又市は、喜兵衛の1件で助っ人を頼んだ浪人、境野伊右衛門を民谷家の婿に斡旋するが…。

★感想
「四谷怪談」と言えば、僕の中ではおどおどろしい作品と言うイメージがついて離れず怖い作品と言う風に、頭の中に住み着いていたのですが・・・
「嗤う伊右衛門」を見た瞬間に今までの「お岩さん」「四谷怪談」が純粋な愛の形をもしているんですねって気づかされました。

正直に言います!!つまらなそうって思ってました(汗
題名を見て、なんなんだろうこの作品はって思ってたんですよね・・・あはは・・・
「四谷怪談」とかにあんま詳しくなくって「伊右衛門」って誰だって!!って1人で悩んでたんですよね(苦笑

で、京極さんの作品の「どすこい(安)」か「嗤う伊右衛門」どっちかを借りようって思って、悩んだ結果「嗤う伊右衛門」を借りました。
読んでびっくり!!だって四谷怪談に出てくるお岩さんが・・・・・
こんな事ならもっと早くに借りればよかったって心底悔やみましたよ 本当・・・(泣

中身は、純愛ですね。「伊右衛門」と「お岩」がお互いを思う気持ちが、とっても綺麗ででも、素直になれない二人はすれ違っていって・・・・
最後の最後に訪れる二人だけの幸せ・・・あまりにも美しくって、京極さんの手によって「お岩」が幸せになれたんだなって、ちょっと感動ものです。




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2005年10月30日

妖怪馬鹿

妖怪馬鹿

★感想
妖怪好きによる 妖怪好きの対談を収録した 妖怪好きのための本?w

「京極夏彦」「 村上 健司 」「 多田 克己」達対談で、内容はやはり妖怪好きだけあって
妖怪の話がめいんって感じですが、妖怪は知らないけど面白そうって思った人でも
気軽に読める作品です♪

妖怪の話をしていたり「水木しげる先生」の話が出たり、こんな罰当たりな事を
したとか等などの話も出たり、合間合間に京極さんの1ページ漫画が載っていたり
など内容はとっても充実してて 笑いながら読める作品ですた。
posted by まみや at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月24日

百器徒然袋-風-



★感想
流石 榎木津ですなぁって納得させられました(苦笑
下僕扱いされている、メンバーのこき使われよう等は可哀想なでも笑えるよねって感じで
いつもながら楽しませてもらってますw

ただこの作品の面霊気は、榎木津ってキャラが初めて分かるような作品でしたね
今までの作品に出ている時の榎木津のイメージが、少しだけ変わってしまうような
変わらないようなって感じで(苦笑

人は仮面を被って生きてるんだなって、シミジミとさせられました
この作品を読んで 最後に残る貴方と言う仮面はいったい何なんでしょうかね♪
僕に残った仮面は・・・・さてはや(w
この作品を読み終わった時に色々考えて見るのもまた一驚と思いますよ。


posted by まみや at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

覘き小平次



★あらすじ
死んだように生きる幽霊役者と、生き乍ら死を望む女。小平次とお塚は押入襖の隙間からの目筋とこの上ない嫌悪とで繋がり続ける

★感想
とっても、不思議な作品です。
死んだように、生きながら、僕が望む世界がこの作品の中には散りばめられて羨ましい限りの作品でした・・・

読み終わった後は爽快って言うよりも・・・・暗くなりましたw
posted by まみや at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

豆腐小僧双六道中ふりだし



★あらすじ
江戸時代に出版された黄表紙などで人気を博したという妖怪「豆腐小僧」が、自らの存在理由を求めて旅をする。豆腐を載せた盆を手に、ただ立ちつくすだけの妖怪である自分は、豆腐を手放すと、ただの小僧になるのか、それとも消えてしまうのか。男女の色恋に赤面し、自分以外の妖怪におののいてしまう軟弱さにもかかわらず、胸に去来するのは「消えたくない」という強い思い。お盆の豆腐を落とさないように気遣いながら、豆腐小僧の珍道中がはじまる。

★感想
妖怪物の作品なのですが。。。。これが面白い!w
主役の「豆腐小僧」臆病者で偉いものには頭が上がらぬでも、どこか憎めない
そんなひょうきんな可愛い妖怪なのですよw

最初から説明が多いかなって気もしますが、読んでいけば妖怪の存在とはなど
詳しく書いてあったりして、京極道シリーズに少し通じるものがあるやもしれませんね。

登場する妖怪達も個性豊かで、ちょっと懐かしい 幼い頃に聴いたことがあるやも知れない
妖怪達も登場していたりで、懐かしい気分になったり ならなかったりw
面白くもあり、どこか切なくもなる作品ですね・・・

人の世の中に妖怪って言う 疑念が今の世のかなどれだけ残っているのだろうと
思ったぼくであります。
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2005年08月21日

「絡新婦の理」完読

「絡新婦の理」 著者:京極夏彦

★あらすじ

巷に横行する殺人鬼「目潰し魔」を捜索する刑事、木場修太郎は、かつての知人が事件に関係しているらしい事を知る。併発する事件の中心に存在している人物とは!?


★感想

一冊の本に2つのストーリーが存在し、その話が交わる時に事件の真相が見えてくる・・・
読んでる最中に頭が混乱してくるのは確実かと思うのです。
繋がらない動機と繋がらない事件のあらまし・・・えっ?今回は2つも憑き物落しをするのか?って捕らえる事も可能な内容だなって感じでした。

犯人は存在するのに・・・犯人は罪を犯していない 
えっ?て思われる方は多いと思いますが、コレは本当なのですよ(苦笑) 
蜘蛛のように巣を張って獲物がかかるのを、待っている様な感じを彷彿をさせる作品でありまうね。


この作品の感想を書くには、余りにも作品の内容と作中に登場するテーマ?性がとっても濃厚すぎるのです。
でも、読み終わった後に相当の知識と共感と納得が待ち構えている事は確実であります。

とっても、長いのですが・・・800n 上下2段の文章なので・・・ですが、それすらも忘れ入り込んでしまえるでしょう。

posted by まみや at 01:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月04日

ルー・ガルー完読!

・・・って結構前に読み終わっていたんですが、感想書くの忘れてました(´Д`υ)

この作品「ルー・ガルー」は京極夏彦先生の作品なのでございますよ♪


あらすじ
この物語の主人公は14歳の少女たち。2030年代の都市。清潔で、無機的な徹底した管理社会だ。少女たちは、携帯端末を持ち、全ての行動は把握されている。世界はモニタの中だけに存在していた。希薄な現実感。ところが1415歳の少女ばかり狙った連続殺人事件を契機に、少女たちが仮想の世界から飛び出す。巨大な敵との戦いのなかで、彼女たちが見出したのは……。

作品内容の追記
この作品は、近未来社会設定を読者から公募し作者、読者双方からの意見を取り入れた、作品になっているそうです。


僕が、この作品を見かけたときは・・・「えっ?内容微妙だったらどうしよう」って悩みまくりながら、借りた作品なのでございます。

1章1章は役30nで語られていく作品で、1章終ると登場人物とストーリーの流れが交互に変わっていって、昔はやった「イヴ・バーストエラー」って作品を思い出しますたよ(笑)
この作品知っている人少ないんだろうな・・・il||li _| ̄|○ il||li

「イヴ・バーストエラー」って作品も交互に作品を勧めていく作品で、


最後にストーリーが終結して終盤を迎えるって感じのゲームでした。

うぃ、話を戻して「ルー・ガルー」の作品も同じく。
作品が別々に語られていって、終盤のあたりに向かって行くうちに2つの視点で語られていた作品が1つのストーリーへとまとまっていく当たりが、ドキドキしながら読み勧められてとっても面白かったです。

最初の方にも書きましたが、読者参加型作品なのだそうです。
読んでいて、設定が結構奇抜なアイデアが沢山ふくまれていたりと、他の作品には無い面白さがあるとおもいます。

主人公の年齢も14歳と設定がされており、同じ年代や近い年代の人には結構、共感して読める作品じゃないかなって思いますね♪



posted by まみや at 05:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

姑獲鳥の夏完読!!

やっとこさ、念願かなって姑獲鳥の夏読み終ったですよ〜

いつも、京極夏彦先生の作品は文庫版かノベライズ版しか読んでなかったので、今回姑獲鳥の夏を借りてビビってしまいましたよ。だってハードカバー版っすよ(汗)
いっつも持つのが楽でいいやって思ってたのに今回はハード−カバーって・・・・あんまりです(嘘泣)マジでこの2日間手首を痛めましたよ 本当に!!
なまじ内容が面白いから、手も目も止まらないし、手首と腰が痛くなるしでとっても大変でした( ゚∀゚)・∵.ガハッ!!
では、いい加減感想を書かないとですなぁ

姑獲鳥の夏ですが、関係者のその後のストーリーとかも把握した上で読み始めたんですが、結構順番関係なく読んで見るのも正規に読み進めるよりも面白いかもって思いました。

先に他の作品を読んでから見るとパズルのピースをはめ込む様に自分の頭の中でストーリーと人間相関図が出来上がってきて、読み終わった後に「あぁなるほど!」とすっごく清清しい気分になって楽しいです(笑)
京極先生の作品を読んでいて「シリーズ物としては読みやすい」と感想を持っていましたが、後ラスト一冊になった今考えても、何処の作品から読んでも面白いと思わせてくれる作品ですね。

所々で、例としては「姑獲鳥の夏」に出てくる久遠寺医院の院長、失踪した小児科医の菅野、医師志望の内藤の3人はその後の作品にも出てくるのですよ。
その他の作品に出てくる登場人物も他の作品に関わってくるのですね♪

1作目から見ていくと、普通の繋がりの登場人物とストーリーでも、ちょっとズラシテ読むことでストーリーの受け取り方と読み手の目線がガラって変わって本当に面白いです。

1作目から見た人も、シャッフルしてもう一回見てみると新鮮な気持ちで読めるのでは無いですかね

posted by まみや at 04:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月20日

今、読んでいる作品達

京極夏彦先生 京極道シリーズ「塗仏の宴 宴の支度、宴の始末」 森博嗣先生「笑わない数学者」
の3作品です。
トータルページ数約2000ページです。。。今現在まだ、600n読破しましたが、まだまだ先が長いです(汗)でも、内容が濃いので読んでて時間を忘れて集中しちゃうんでオールしちゃいそうで、ちと怖いかもですね(滝汗)

この先品達の、僕の拙い読書感想文は当分先になると思います。。。って誰も期待なんかしてないんでしょうが(笑)


posted by まみや at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月18日

陰摩羅鬼の瑕

陰摩羅鬼の瑕やっと、今日読み終わりました♪



749n読み応えは充分で、今回の道先案内は鬱悪化中の関口君でした。

今回の作品は結構考えさせられる作品で、僕も正直鬱など精神的に病んでる奴なので本作に出てくる「生きて居ることについ」など興味深く読ませてもらったです。
作品で「伯爵」と関口君」が生きている意味について語る事が多く、死とは果たして何なのか?人は環境の違いでこんなにも世界観が変わってしまうものなんだなって思わされました。

特にこの作品を読んでいて、京極堂に死に付いて語られているような気分に読んだ方はなられるんじゃ無いでしょうか?

近作の憑き物は「陰摩羅鬼」、『初て新なる屍の気変じて陰摩羅鬼となる』と云へり。『そのかたち鶴の如くして、色くろく目の光ともしびのごとく羽をふるひて鳴声たかし』と清尊録にあるそうです。
(詳しくは「妖怪世界」様のサイトに詳しく載っています。)

うーん 京極堂の作品の感想を書くには、僕は知識が少ない上に文章下手なので意味不明な感想になってしまってますね(汗)
もっと作品の内容に踏み込めればいいのですけど。。。中々難しくって困ってしまいます。
これからも、日々精進して頑張りたいですなぁー♪
posted by まみや at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月12日

姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)、鉄鼠の檻(てっそのおり)

お知らせ
京極堂「姑獲鳥の夏」の本編冒頭10分をYAHOOで限定公開されるそうです!!
日 7月14日(昼)から7月15日(昼)までの間、興味のある方は是非見て見ては!!
CMの映像見ましたが。。。原作の雰囲気のまんまって感じでとっても素敵でした♪
 

7月16日に「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」が映画化されるので、京極堂シリーズは結構知っている方は多いかとお思います。
京極堂シリーズは全8巻で構成された、摩訶不思議な探偵物語でも推理物とも違った顔を持った作品で、犯人はきちんと居るのに犯人は存在しないといったとっても摩訶不思議な作品なんでよ。
ちと文体が古風な所があって本に慣れてない方は読むのに大変かもです(汗)
でも、読めば直ぐに慣れて作品の中に引きずり込まれる事間違い無しかとおもうです!

読書感想文はまた後日掲載します。
感想を文章にしようとすると、手の間からぽろぽろ零れ落ちていくような感じで、まとまらない物で(汗)

posted by まみや at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 京極夏彦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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